[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
独立女子と子育てパパのための 明日をちょっと贅沢に過ごすヒント
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あなたは株主優待って聞いたことがありませんか?
株を持ってるだけで、企業から「優待品」という名のプレゼントが届くものです。
以前、テレビで将棋棋士の桐谷広人さんが特集されて以来、今まで資産運用や投資に興味がなかった方も、株主優待に興味を持たれるケースが増えてきたように思います。
当ブログでも実際に届いた優待品をご紹介しているので、目にされたこともあるのではないでしょうか?
株主優待を目的とした投資は、銀行に何年間も預けるよりもはるかに多くのリターンをもたらしてくれる可能性があります。けれどリスクもあります。
銀行に預けるよりもオトクしたい、けどよく分からなくてリスクも怖い。 そんなあなたが安心して選択肢に加えられるようご説明いたします。
株主優待とは、企業が株主に自社株保有のお礼として渡すプレゼントのことです。
日本では多くの企業が取り入れている株主還元策の1つです。 どのくらい多くの企業が取り入れているかというと、2016年9月時点では全上場企業3,686社中1,307社が導入しています。(Source:『株主優待ガイド 2017年版』大和インベスター・リレーションズ)実に33.5%の実施率で、3社あれば1社は株主優待の実施企業となっています。この導入率は高く、ほぼ年々増加しています。
主な株主還元策としては配当金がありますが、配当金には税金(約20%)がかかってしまうのに対して、株主優待は税金を引かれずに受け取れるのでよりお得感があると言えます。
1300社以上もの企業が実施しているため、優待の内容も千差万別です。 人気があり、導入企業が比較的多いものとしては、
・お米(もしくはお米券)
・QUOカード
・自社で使える優待食事券 / 割引券 (飲食店、小売店など)
・自社商品詰め合わせ
・カタログギフト
・映画観賞券
・地方の特産品
といったものがあります。 ここではイメージを掴んで頂くために、参考に私が受け取ったものを何点か掲載してご紹介します。
■アドアーズ(4712) OLIVE SPA 22,000円分の優待券2枚
■パピレス(3641) 電子書店Renta!のチケット50枚 x 2枚(計100チケット分)
■オリックス(8591) 自社サービスの割引券(左)、ふるさと優待のカタログギフト(右)
株主優待を受け取るには以下4つのステップがあります。
証券会社も数が多く、どの会社に口座を作ったらよいのか悩まれることが多いと思います。
投資初心者の方にお勧めする証券会社を別の記事でご紹介していますので、参考にされてみてください。
また、ステップ3で「権利確定日まで保有する」と記載しました。 ここは勘違いが起きやすいポイントなのでご注意ください。
企業ごとに「割当基準日」という株主優待の権利を与える日を決めています。 多くの企業は3月末日とか、6月末日など、決算月もしくは中間決算の月の月末に設定していることが多いです。まれに、20日締めだったり、15日締めだったりと変則的なケースがあります。
ですので、注意①は「割当基準日がいつなのかを確認!」です。
次に注意したいのが、株を保有しておかなければならないのは割当基準日の3営業日前という点です。
2009年に株券は電子化されましたので、株を買っても実物が届くわけではなく、電子登録されます。とはいえ、即日登録されるわけではなく、購入した日の3営業日後に登録が完了します。そのため、割当基準日の3営業日前に購入する必要があるのです。 逆に言えば、割当基準日の当日に買っても、株主優待の権利は得られないのです。 そのため、割当基準日に登録がされる日、つまり3営業日前の日のことを「権利確定日」と呼びます。
また、株主優待は割当基準日に株主として登録されてさえいれば優待獲得の権利を得られます。保有期間は問いません。ですので1日だけの株主でも364日間の株主でも権利は同じになります。よって、割当基準日の翌日にはその株を持っていても、株主優待という観点からは特に意味のない行為になります。 こうした点から、「権利確定日」の翌営業日のことを「権利落ち日」と呼び、株を売却する人が多く市場に現れます。
「権利落ち日」は売却する人が多いので、一般的に株価が下落することが多いです。 ここに着目して、権利落ち日の安くなった時に購入して、次の権利確定日まで持ち続けて株価の下落リスクに備える方や、2単元購入して1単元は自分の優待用、もう1単元は売却して譲渡益を狙う方などもおり、有効なテクニックになっています。
よって、注意②は「権利確定日を逃さない!」、
注意③は「権利落ち日の下落に備える!」です。
2017年の権利確定日と権利落ち日がいつなのかを一覧にしましたので、以下の記事も参考にされてみてください。
また、株主優待は受け取るために株を保有していることが大前提ですが、条件として保有株数を定めている企業もあります。 例えば、「2.株主優待で受け取れるもの」でご紹介したアドアーズの場合ですと3,500株購入していることが条件になります。
この他に、保有株数によって、優待内容が変わるケースもあります。
例えばチムニー(3178)という企業の場合、2017年9月30日の割当基準日に保有していた株主に対して以下の優待を予定しています。
100株以上 | お食事ご優待券500円券を10枚(5,000円分) |
500株以上 | お食事券500円券を30枚(15,000円分) |
ここでいう「お食事ご優待券」とは1回の食事に1枚だけ利用可能という制限がある券です。 一方で「お食事券」は利用制限なしのため、チムニーの系列で食事したお会計が10,000円だった場合、20枚出してお食事券だけでお会計を済ませてしまうことも可能です。
このようにもらえる金額だけでなく、その性質が違うケースがあります。
よって、注意④は「保有株数と優待内容を確認!」です。
なお、株数と優待に関連した知識を以下の記事でご紹介していますので、こちらもあわせてご参考ください。
株主優待は様々なバリエーションがあり、配当金よりも利回りが高いこともあるため、投資の初心者にも経験者にも楽しみの大きいものです。
ですが、必ず利益があるものではなく、損失を被ることもあるのでどんなリスクがあるのかは事前に把握しておきましょう。
上記で既に述べましたが、「権利落ち日」は特に株価が下落する傾向が強いです。
また、株主優待で人気がある企業の場合、権利確定日の3か月ほど前から徐々に値上がりしていき、権利確定日の少し前(2~3週間前)頃にピークを迎えた後、緩やかに下落しながら権利確定日を迎え、権利落ち日に更に下落するというケースもあります。
企業業績が悪い場合、例年続けていた優待を突然取りやめにしたり、内容を変更して利回りが低下するケースがあります。
こうした発表は権利確定日前に行われるケースがほとんどですが、ひどい場合には権利確定後に優待内容の改悪が発表されるケースもあります。 ですので、優待内容が魅力的で利回りが高いと感じる場合、「優待利回りが高い=株価が安い=業績が良くない?」という視点を持って、業績確認をしておく方が望ましいです。
意外とありがちなのがこのパターンです。優待内容を毎年変えていたりする場合(「自社商品」としか表現しておらず具体的な内容を開示していない場合など)、企業のIRで発表されるまで内容が分からないことがあります。 昨年度の優待内容に魅力を感じて購入したものの、今年度は興味がない優待に内容が変わって届くといったケースがありますので注意しましょう。
株主優待は有効活用するとプチ贅沢もできる有用な特典です。 まずは一度経験してみると、流れや様子がよくわかると思いますので、以下のステップを参考に一度試してみてはいかがでしょうか?
・購入したい銘柄を楽しみながらリストアップする
・予算を決める
・予算と相談して、購入する銘柄を決める
・リスクと注意点を含めて再検討する
・権利確定日までに購入する
株主優待はOne More Coinのコンセプトを実現しやすい資産運用の1つですので、多くの方に知識としては知っておいて頂きたい内容です。
初めて挑戦する時はとても緊張するもので、株価が上がっても下がってもドキドキしたものでした。私が初めて購入した銘柄はビックカメラ(3048)で、2011年に購入して以来、未だにずっと持ち続けています。忘れられない原点です。
それでは、明日も良い日を!
株主優待を獲得するには権利が確定する基準日の3営業日前までに必要株数を保有している必要があります。営業日ですので、土曜日、日曜日、祝日や年末年始など市場が休みの際は計算対象外になります。
そこで2017年8月以降の権利確定日を把握しておきましょう。
基準日 | 持っておく日 (権利確定日) |
売却してよい日 (権利落ち日) |
8/20 | 8/15(火) | 8/16(水) |
8月末 | 8/28(月) | 8/29(火) |
9/20 | 9/14(木) | 9/20(水) |
9月末 | 9/26(火) | 9/27(水) |
10/20 | 10/17(火) | 10/18(水) |
10月末 | 10/26(木) | 10/27(金) |
11/20 | 11/15(水) | 11/16(木) |
11月末 | 11/27(月) | 11/28(火) |
12/20 | 12/15(金) | 12/18(月) |
12月末 | 12/26(火) | 12/27(水) |
多くの企業は末日に設定していますが、まれに20日付けの企業もありますので注意しましょう。(15日付など更に変則的な場合もあります)
この中で特に企業数が多いのは3月と9月、次に2月と8月です。
つまりこれらの月の末日の権利落ち日は株の売り出しが多くなり、日経平均が下がる傾向にあると読み取れます。
こうした定期的なイベントを事前に把握しておくだけでも、資産を守りつつ意図した運用ができるようになりますので、自分が優待を求めていなかったりする場合でも気にかけておくとよいでしょう。
自分がほしい銘柄がある場合は権利落ち日に安くなってるタイミングに拾って、あとはひたすら放置して次の権利日を待つというのも有効な投資法です。
といっても、私はそんなに待ちきれないので、権利確定日に高値で買って、常に含み損を抱え続ける...駆け出し優待族にあるあるを今まで何度もやってきました。
あなたは長期的な視点で待ちを決め込めるか、思い立った時に手を出してしまうタイプか、ご自身のクセを把握されていますか?
大きなリターンを狙わない優待投資でさえ、株は自分との闘いであります。
(大部分は自分に言い聞かせています...)
暑い夏、食欲がなくなったりしませんか?
そうでなくても、元気がなく、疲れやすかったりするのではないでしょうか?
土用の丑の日...うなぎ...そんな単語が職場や友人の間で飛び交っている時期ではないでしょうか?
外食チェーンを手掛けるダイヤモンドダイニングの株主優待を利用して、うなぎ食べ放題に行ってきましたのでご紹介させて頂きます。
ダイヤモンドダイニングの外食ブランドの1つ、「自然食ブッフェ 大地の贈り物」では7月3日から9月3日までの期間限定で「鰻フェア」を開催中!
7月15日からはうなぎの蒲焼きもメニューに加わるとのことで早速行ってきました。
といってもさすがに人気が集中しているようで、直近の土日はまったく予約が取れません。。。
3週間後の7月30日にようやく2名分の予約が取れた次第でした。
・うなぎの蒲焼きこの他にも、うなぎの茶わん蒸しや、うなぎのドーナツ、うなぎ入りサラダ...など、うなぎ尽くしのメニューが盛りだくさん。正直、量も種類も膨大なため、すべてのメニューにはトライしきれませんでした。
もちろん、うなぎ以外のメニューもたくさんあります。
個人的には、いわしの切り身は少々固くて味もなく、少々残念でしたが、自然食ブッフェの名に違わずサラダが豊富。ソフトクリームマシーンもから揚げもハンバーグもカレーあり、バラエティ豊かで見ているだけで楽しい気分でした。
ドリンクも梅酒が100種類、紅茶(フレーバーティー)も30種類以上など、一度ではとても味わいつくせないお店です。
ダイヤモンドダイニングの概要を見てみましょう。
会社名 | 株式会社ダイヤモンドダイニング |
証券コード | 3073 |
優待確定月 | 2月 |
株価(2017/7/28) | 2,430円 |
配当 (2016年度実績) |
15円(0.62%) |
株主優待 | 次の3つから選択:(1)DDマイル、(2)お食事券、(3)お米 100株以上 (1) 6,000マイル (2) 6,000円分 (3)- 300株以上(1)12,000マイル (2)12,000円分 (3)5kg 600株以上(1)24,000マイル (2)24,000円分 (3)10kg 3,000株以上(1)36,000マイル (2)36,000円分 (3)15kg 6,000株以上(1)48,000マイル (2)48,000円分 (3)20kg |
長期保有株主への 優待制度 |
特になし |
総利回り | 配当(0.62%)+優待券(2.5%) *100株保有時、優待券6,000円で計算 |
企業IRサイトURL | http://www.diamond-dining.com/company/ir/message/ |
ダイヤモンドダイニングは多ブランド展開の戦略を取っているため、うなぎにこだわらなければ、今回ご紹介した「大地の贈り物」以外にも様々な個性的な飲食店が展開されています。
また、予約を取ってお店に行くだけで、またDDマイルを付与してもらえるのでお得感がハンパないです。
今回、私はDDマイルがまだ10,000マイル残っていましたので、相方はビール/梅酒が飲み放題のプランにしましたが、全額優待で獲得したマイルで支払いが完了できました。
私のようにお酒が苦手で、ソフトドリンクだけで良いという方であれば、2人でも100株時の優待6,000マイルで十分足りてしまいます。
しかも、DDマイルは1マイル単位で使えるため、端数を無駄にすることなく次回に回せます。
かゆいところに手が届くユーザー心をつかんだ企業です。
先日ご紹介したジェイグループホールディングスは半年ごとに優待がもらえるのに対して、ダイヤモンドダイニングは年に1回。利回りではジェイグループの方が高いのですが、なぜか株価はダイヤモンドダイニングの方が上昇基調。
個人的な感想ですが、確かにダイヤモンドダイニングの店舗にいくつかいきましたがお客の入り具合は活況でした。
一方、ジェイグループで利用した何店舗かは満席とまではいかない様子。ただ、店員さんの接客、料理の味、お店の居心地の良さ、といった点では私はジェイグループ系列をまた利用したいなと感じました。(というわけでダイヤモンドダイニングは利益確定済ですが、ジェイグループは200株長期保有中)
それでは、明日も良い日を!
外食チェーンを展開しているすかいらーくから優待券が届いていましたのでご紹介させて頂きます。
会社名 | 株式会社すかいらーく |
証券コード | 3197 |
優待確定月 | 6月 / 12月 |
株価(2017/7/25) | 1,677円 |
配当 (2016年度実績) |
38円(2.3%) |
株主優待 | < 6月末日 > 100株以上 = 3,000円 300株以上 = 9,000円 500株以上 = 15,000円 1,000株以上 = 33,000円
300株以上 = 11,000円 500株以上 = 18,000円 1,000株以上 = 36,000円 |
長期保有株主への 優待制度 |
特になし |
総利回り | 配当(2.27%)+優待券(3.58%) *100株保有時 |
企業IRサイトURL | http://ir.skylark.co.jp/ |
すかいらーくは株主を重視しており、保有株数が多いほど、優待内容がより充実する内容を取っています。
世の中の多くの企業では、保有株数が増えても優待内容が変わらないか、株数と優待が比例関係になく、利回りは最小単元時(100株など)が最も高いケースがほとんどです。
配当性向は40%を目標としているそうですが、最も利回りの小さい100株時で配当と優待あわせて6%近い利回りは優秀と言えます。
・年に2回の優待がある
・配当がここ数年は毎年増配されている
・保有株数が増えると利回りは高くなる
これらの点から安心して保有しやすい銘柄と言えます。
特に3点目については、万一株価が下落しても、ナンピンした際に投資家に有利に働くためポイントが高いです。初めて優待投資を行う方が最初に購入する銘柄として選んでもよいのではないでしょうか?
それでは、明日も良い日を!
ビックカメラから優待が届いていました。
ビックカメラは私が株式投資を始めて2つ目に購入した銘柄で、未だに何年間も持ち続けている思い入れが強い銘柄ですので、優待配布時期とは違いますがぜひご紹介させて頂きたい。
会社名 | 株式会社ビックカメラ |
証券コード | 3048 |
優待確定月 | 8月 / 2月 |
株価(2017/7/25) | 1,247円 |
配当 (2016年度実績) |
12円(0.96%) |
株主優待 | <2月末日>
100株以上 2,000円 (1,000円券×2枚) 500株以上 3,000円 (1,000円券×3枚) 1,000株以上 5,000円 (1,000円券×5枚) 10.000株以上 25,000円 (1,000円券×25枚) <8月末日> 100株以上 1,000円 (1,000円券×1枚) 500株以上 2,000円 (1,000円券×2枚) 1,000株以上 5,000円 (1,000円券×5枚) 10,000株以上 25,000円 (1,000円券×25枚) |
長期保有株主への 優待制度 |
100株以上
1年以上2年未満継続保有 : 1枚追加(1,000円券×1枚) 2年以上継続保有 : 2枚追加(1,000円券×2枚) |
総利回り | 配当(0.96%)+優待券(2.4%)*初年度 |
企業IRサイトURL | http://www.biccamera.co.jp/ir/index.html |
ビックカメラの優待のポイントは、以下3点です。
・年に2回もらえる
・長期保有すると優待利回りが増える
・優待だけでなく、増配もある
(直近では、2016年度に年10円の配当から12円の配当に増配)
ちょうどこの記事を書くのを見計らっていたかのように、昨日(7/25)野村證券が目標株価1,600円で新規にカバーを開始。投資判断は野村證券のレーティングの中では最上位の「Buy(買い)」で出されています。
来月の8月の優待を見越して購入する候補に加えてみてはいかがでしょうか?
それでは、明日も良い日を!